天国のおじいちゃんへ

江田島市立鹿川小学校二年 内藤 颯

ぼくのおじいちゃんは 今年の二月 天国へいった
おじいちゃんは ほねとかわのがりがりで
ぼくがいきをふいたら
とおくまで ふきとばされそうだった
でも とてもがんくつで
ずっと 一人でくらしていた

おじいちゃんは こっとうひんが
すきですきで たまらなかったけれど
一ばんすきだったのは ぼくとおねえちゃんだったと思う
なぜかというと
ぼくが おじいちゃんのいえにあそびにいって かえるとき
少し さみしそうなかおをして
「また きてくれえのう・・・」
と言って ごつごつした手で頭をなでてくれたからだ

ぼくは もっともっと おじいちゃんと
お話がしたかったし 
こっとうひんを見せてほしかった
ぼくは おじいちゃんのおはかにむかって
「また くるからね まっててね」
と なんども言った
おじいちゃんが にこにこしているようだった

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