ひろしま文化振興財団
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オンリーワン劇場を目指して 〜可児市文化創造センターの戦略〜

2月10日(水)、広島市まちづくり市民交流プラザにおいて、特別研修「オンリーワン劇場を目指して〜可児市文化創造センターの戦略〜」を開催しました。
同センターの館長兼劇場総監督 衛紀生氏を講師に迎え、同センターのマーケティングやブランディンクなどの取り組みをご紹介いただき、地域の文化施設に必要とされる戦略についてディスカッションを行いました。
受講者の皆さんからは、

  • 型にはまったものではなく、ストレートな話をきくことができた。うちのホールと客席数がほぼ同じなので、可児のチャレンジがダイレクトに響いた。
  • 職員のポテンシャル、考え方に目からうろこの話がたくさんあった。チケットの種類やサービスなど明日からでもすぐにできる又は提案できるものがたくさんあった。
  • 文化の仕事ができているこの幸せに感謝して、自分たちの使命を果たしたいと思いました。やる気と勇気をいただきました。人の記憶と共に残るホールでありたい、そのために日々情熱をそそいでいきたいと強く感じられた貴重な時間になりました。
  • 記念日の演出やあしながおじさんチケットを企画そして実行されているその行動力も見習いたいと思う。

等々の感想がありました。
本研修で学ばれたことをそれぞれの文化施設で活かしていっていただければ幸いです。

 岐阜県の可児市文化創造センターでは、演劇評論家、文化行政アドバイザーとして活躍する衛紀生氏を館長兼劇場総監督に招き、従来、公共ホールが踏み込んでいなかった経営手法を導入した独自の取り組みを行っています。
 本研修では、衛紀生氏を講師にお招きし、可児市文化創造センターの先進的な取り組みについてご紹介いただくとともに、これからの時代に、地域で必要とされる文化施設であるための戦略について話し合います。

衛紀生氏写真
衛紀生氏

日時

2010年2月10日(水)14:30〜17:00

会場

広島市まちづくり市民交流プラザ・研修室C
 (広島市中区袋町6番36号)

講師

衛紀生氏可児市文化創造センター館長兼劇場総監督)

そのほか、現在、文化庁芸術拠点形成事業委員、芸術文化振興基金地域文化活動専門委員や、金沢市民芸術村アドバイザー、長岡芸術文化振興財団アドバイザー、島根県文化財団アート・アドバイザーなど十数地域の自治体文化行政にかかわる。

内容

  • 可児市文化創造センターのマーケティング戦略、ブランディング戦略について
  • 芸術団体との地域拠点契約の仕組みや効果について
  • 地域文化施設とまちづくりについて

対象

文化施設職員、文化行政担当者

定員

30名

参加費

無料

主催

公益財団法人ひろしま文化振興財団