ひろしま文化振興財団
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文化ボランティアとコーディネーター基礎講座


研修風景
研修風景

平成24年11月29日(木)に、鯉城会館で「文化ボランティアとコーディネーター基礎講座」を開催しました。午前10時から午後4時15分と長時間の講座でしたが、柴田先生をはじめ、先進的な事例をご紹介くださった講師の方々のお話が、大変興味深いとの感想が聞かれるほど充実した研修となりました。ご参加された皆さま、おつかれさまでした。

★地域に愛される施設を目指して★

文化ボランティアとコーディネーター基礎講座

〜求められるのは「つなぐ力、支える力、まとめる力」〜

第一ステップとして、
そもそも文化ボランティアとは何?どのような意義があるの?
といった基本的なことから、
文化ボランティアやコーディネーターの役割、そして現状について理解を深めていきます。

第二ステップとして、
文化ボランティアの育成・実践者から事例や理論を学び、
「文化ボランティア」のイメージと思考の幅を広げ、
「地域に愛される文化施設」とは何かまで射程を伸ばして考えていきます。

日時

2012年1129日(木) 10:00〜16:30

柴田英杞さん

会場

鯉城会館 5階 パール
 (広島市中区大手町1-5-3/TEL:082-245-2322)
 ※広島県民文化センター併設

講師

柴田英杞 氏

公益財団法人滋賀県文化振興事業団理事(兼)芸術監督

【プロフィール】
神奈川県横浜市生。
政策研究大学院大学政策研究科文化政策プログラム修士課程修了(文化政策修士)
劇団俳優座演劇制作部勤務後、北海道・仙台・広島等の自治体が実施した演劇による人材育成事業に着手し、演劇プロデューサーを努める。地域における文化芸術振興事業を数多く手掛け、文化ボランティアや文化事業の評価立案等広範な活動に参画。平成9年度文化庁在外研修員として英米の地域劇場にて研修。平成14年から9年間に渡り、鳥取県文化振興財団文化芸術デザイナーに就任し、片山善博前鳥取県知事(現・慶応義塾大学教授)の文化政策を推進する。平成17年から(社)全国公立文化施設協会アドバイザーを務め、全国の公立文化施設の管理運営や文化事業などのアドバイスを実施。平成24年度から日本芸術文化振興会プログラムオフィサー(演劇分野)に就任し、助成制度のしくみや評価のあり方について調査研究を行っている。

参加費

無料

対象

市町文化担当職員・文化施設職員等(ボランティアに関心のある一般の方の参加もOKです。)

定員

30名
※事前に申し込みが必要です。

スケジュール

時間 内容
9:50 受付
10:00 【講義】
 文化ボランティアとコーディネーターの役割などについての講義
 講師: 柴田英杞 氏((公財)滋賀県文化振興事業団理事(兼)芸術監督)
12:00 休憩
13:00 【事例報告】
 講師・コーディネーター: 柴田英杞 氏
 コメンテーター・優秀事例報告: 園山土筆 氏(NPO法人あしぶえ芸術監督)

園山土筆さん

【プロフィール】
1966年、<演劇を人々の暮らしの中へ>を理念に「劇団あしぶえ」を創立し、2005年12月「NPO法人あしぶえ」となる。理事長。演出、劇作、制作。日本演出者協会会員。短大講師などを経て、国内初の公設民営劇場「しいの実シアター」を管理運営し、演劇によるまちづくりである「八雲国際演劇祭」の芸術監督を務める。「表現・コミュニケーション力育成」「多文化理解」の研究と実践も。「セロ弾きのゴーシュ」の演出でアメリカ、カナダの3つの国際演劇祭で最高賞など4つの賞を受賞している。

■文化団体(県外事例)
 園山土筆 氏(NPO法人あしぶえ芸術監督)
■施設(ホール)
 作田忠司 氏(三原市芸術文化センターポポロ 館長)
 川本伸也 氏((財)広島市未来都市創造財団 南区民文化センター主任)
■施設(美術館)
 村上 勇 氏(奥田元宋・小由女美術館 館長)
14:00 休憩
14:15〜
最長16:30
デスカッション
質疑応答等・総括

申込方法

FAXまたはEメールでお名前、住所、連絡先、所属団体をお知らせ下さい。
※FAXの場合は、申込書( ワード文書28kb、 pdfファイル53kb)をご利用ください。

申込・問合先

公益財団法人ひろしま文化振興財団 担当:高井
〒730−0051
広島市中区大手町1−5−3 広島県民文化センター内
TEL.082−249−8385 FAX.082−249−7531
Eメール hirobun@h-bunka.or.jp